ことばつづり

北浦十五

第1話 好き

ぼくはきみが好き


きみのえがおが好き


きみのさらさらとしたみじかいかみが好き


きみのきらきらとしたひとみが好き



でも君は僕の気持ちに気づかない

君の瞳はいつも遥か彼方を見ている

水平線の向こうの自分の夢を見つめている

君は強い

僕よりも遥かに

いつも自分の進むべき道を自分で見つけ出している

そして自分の見つけた道をまっすぐにあるいて行く

自分を信じて

自分の見つけた道を信じて


でも いつかは気づいて欲しい

僕が君を見ている事を

君が挫けそうになった時

倒れそうになった時

君を支えてあげる為に

君を助けてあげる為に

君を守ってあげる為に

いつか気づいて欲しい

夢に向かって進む君を見守っている僕がいる事を



ぼくはきみが好き


きみのえがおが好き


ゆめをおいもとめてかがやくひとみが好き


ぼくはそんなきみがずっと好きだよ








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