100

ああ、春か。

もう春なのか。

廊下を歩く私の側を風が通り過ぎる。

もうじき私達の居場所は校舎のひとつ上の階になる。

ひと部屋に入ってくるメンバーも変わる。

今までのものがランダムにごちゃ混ぜにされて、新しい環境を与えられて、今までとは違うことをこなす。

毎年のこと。

今更、何とも思えない自分がいる。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る