第49話:友人に万年筆をプレゼントしようとした話

 以前、友人の誕生日プレゼントに万年筆をプレゼントしようと計画していました。

 友人は、一緒に観劇してくれる20代前半の人で、私と違ってキャストさんへお手紙を書いてプレゼントしていました。

 舞台に行くたびにお手紙をプレゼントしていたのを見ていたので、ピッタリだなと思っていました。

 万年筆と言っても、色んな種類が世の中には存在します。

 私が所持しているのはカートリッジタイプの万年筆で、価格もかなり手ごろな値段でした。

 カラーバリエーションが豊富で、7色ぐらいあったかな?

 友人の好きな色がちょうどあったのでその万年筆と、約24種類の色から選べるカラーインクの三種類セットをプレゼントしようかなって、ルンルン気分で計画していました。


 そんなある日の出来事です。

 都内のお店に友人と行った際に、文房具コーナーを見ていた時でした。

「万年筆ってもらっても困るよね。使わないし」

 友人のその言葉を聞いて、正直めちゃくちゃ焦りました。

 私の計画がバレてしまっていたのだろうか…。

 いやいや、それ以前に友人は『万年筆をもらっても困る』と言っている…。


 友人のプレゼントはまだ購入していなかったので、セーフだったんですが…。

 プレゼント選びというのはなかなかに難しいですね。


 今年、友人に贈るプレゼントはまだ決まっていないので、そろそろ探さないとなって考え中です。

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