第8話:警察から連絡来ないなぁ
交番に行ってから数日が経ちましたが、特に連絡は来てないです。
まぁ、昨今のコロナ云々でスムーズに調査とかもできなんだろうなって思うし、私の盗撮案件よりも深刻な事件多いだろうし…。
監視カメラの映像確認したら連絡してくれるらしいので、連絡が来ないってことはまだその段階で止まっているんだろうな…。
警察からの連絡を待ち遠しく思うのはなんか変かもしれないんですけど、最近ちょっと精神的な変化がありまして。
だんだんと、『私が盗撮されたのってもしかしたら勘違いだったのかも』とか自問自答してしまうんですよ…。
盗撮は確実にされたんだけど、記憶がだんだんとあやふやになってくるんですよ…。
『あれ…私が盗撮されたと思ったのって妄想だったとか??』みたいな…。
って、いやいや…トイレで盗撮される妄想って…。
もしかしたら、これが『脳が嫌な記憶を忘却させようとする』現象なんですかね…。
………え?
まさか私実体験しようとしてる感じなんですかね?
そりゃ、時間が経ったら記憶なんて薄れていくと思うけど…。
もしも、現場検証とか当時の再現とかする時までに記憶を保っていたいのに…。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます