そして道になる
君がいなくなったところで生活は続くのだということ、季節の巡りを眺めながら、少しずつ受け入れた。大切だったよ。過去になってしまった感情がひらひらと綻び落ちるのを、私は踏みしめて進んだ。零した想いが道になっていくのを信じている。確かめはしないよ。さよなら。もう振り向かないで行くから。
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