わかりたくない

 ブランケットに溺れながら夢の続きを探している、君の言葉も笑顔も温度も全部全部、幻だって知りたくなくて。仄暗い朝だから、醒めないまま息絶えたいよ。時計の電池を抜いて、カーテンを閉めたって時間は進む、あたしいつまでも子供じゃ居られない。わかりたくないことばかり、嫌になっちゃう、ね。

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