センスがない、ということについて
わたしはずっと小説に挑戦してきました。
この30年以上、ヘボいながらもそれなりのものを
書いてきたつもりです。
しかし、評価されたのは、1999年の朝日新聞
「みんなで新聞」に採用された
『みんなでRun Away』
というコメディと、
2018年ごろに講談社のNovel Daysに投稿した時代劇、
『あやかし神社のご利益』
ぐらいなものでした。
30年やってきて、ぜんぜん芽が出てないじゃないか、
というのが夫の言い分です。
わたしには、小説家の才能はないぞってね。
まだエッセイストなら、希望はありそうだって。
でもさー、エッセイストを専業にしているのは、
岸本葉子ぐらいでしょう。
あとは、芸能人とか有名人のエッセイばかり。
群ようことか阿川佐和子とか。
ネットで調べたら、エッセイストになりたいなら
まず有名人になれ、とのこと。
シロウトだったら、コミックエッセイが
売れているそうです。
わたしには子どももいないし、
ペットも飼ってないから
題材はどうしても、家族の話になるわけ。
そんなの、お金を払ってまで読みたいかな?
わたしが逆の立場だったら、
もっと面白い話にお金をかけたいです(笑)
日常を異化するのには、よほどの才能がないとねえ。
それだけの才能は、わたしにはなさそうだ。
なのに、わたしのエッセイが面白くてついつい笑っちゃう、
という感想が来ています。
ありがたいことです。
笑わそうと思ってやってるんじゃないんだけどさ。
たくまざるユーモアというのが
わたしの作品にはあるのでしょう。
それを磨いていけば
エッセイストになれる?
現在、「つれづれ人、集まれ!」というサイト用に
「罪の許し」という2,000字エッセイを作成中。
ユーモアのかけらもないエッセイです。
それに、2,000字では書き切れなかったところが
いっぱいあります。
こんど、講談社サイトのNovel Days に
日常のエッセイを投稿予定。またボツかもしれんな。
挑戦あるのみです。
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