AI時代に考えること

AIが出現しました。

「さあ、自分で考えましょう!

AIに負けるわけにはいきません!」

という人もいます。


「そうか、じゃあ、考えてみました!」

と、すぐできる人は

相当……

腹黒人間だと思う(笑)


良くも悪くも、「集団」で行動することが美徳とされてきた日本。

そして、儒教の影響で、敬老の精神も美徳とされています。

お年寄りには敬語を使い、電車にはシルバーシート。


自分で考える人のなかには、考えていない年寄りを

バカにする人も出る。

そういう場合、年寄りの言うことはだいたい決まってる。

「ナマイキだ」「年長者をうやまわない」「昔は良かった」


長い間、年上の理不尽に耐えてきた年寄りが

やっと威張れるとおもったら

自分で考える若者にバカにされて

怒り心頭に発す。


自分で考えなくても、やってこれたのが高度成長期という時代。

とにかく高学歴であれば、そのブランドで

いい企業に入れて、年金もバッチリだったのに。


自分をバカにする若者とはつきあわん!

となって、世代間のギャップは広がるばかり。

こういう場合は、強い方から折れるのがスジというものですが

若者はもちろん折れないだろうし

自分が偉いと思っている年寄りは、沽券にかかわるから

ぜったい若者の言うことなんか聞きゃしない(笑)


それに、思ったほどAI時代って、そんなに差し迫ってるようにも

思えないところもある。

AIで困るのはいつものとおり、若者。

それを導入する年寄りは、いつも安泰なんだよね。

そんな現状から逃げたい若者。

またしても売れる本が異世界転生モノ(笑)


AIで、コロナウイルスのワクチンをつくろうという動きもありますし

悪いことばかりじゃないけれど

いったい、AIでみなさん、なにをしたいのかが

わたしには見えてこないです。


技術ばかり先行して哲学がない。

ハリポタなんかと似たところがある。

そこにあるのは結局はミーイズムなんだよね。

みなさんは、どう思いますか?

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