ホラー・ファンタジー『ウォッチャーズ』とわたし

青い鳥文庫プロット大賞に、

新しい創作のプロットを書いてみました。

https://novel.daysneo.com/works/bcb713428a322312afc42176447facd6.html

ありがちな話ではない、と自負していますが

かなりディーン・クーンツの

「ウォッチャーズ」の影響がありますね。


「ウォッチャーズ」は、文春文庫で90年代に発売された

ホラー・サイエンス・ファンタジーの一種です。

動物に知能を持たせる研究をしていた研究所から、

知能を持ったゴールデンレトリバーが逃亡。

同時に、そのゴールデンレトリバーを敵視する

≪アウトサイダー≫も逃亡して、

犬を亡きものにせんと迫る……。


偶然、山でレトリバーと出会った30歳の男、トラヴィスは

犬を拾って『アインシュタイン』と名づけてかわいがるが、

トラヴィスには、自分以外の人間がどんどん死んでいくという

おそろしいジンクスがつきまとっていた!


そんなトラヴィスは、『アインシュタイン』の案内で

内気だが美しいノーラと出会う。

ノーラは死んだ伯母さんのせいで、

ずいぶん自己に対して否定的だった。

そんなふたりに、犬の秘密をもみけすために

派遣されたワーカホリックの国家安全保障局員レムと

破壊と殺戮の本能を植え付けられた

≪アウトサイダー≫の魔の手が迫る……。


ドキドキするストーリー展開です。

≪アウトサイダー≫がかわいそうでねえ。

これ、フランケンシュタインの怪物にも通じる話だなあ、

なんて思ったりもする。


わたしには共感力が薄いのかな。

こういう作品が作れないのは、そのせいか。

ファンタジーの評論も、さほどアクセスはないもんね。

夫は、わたしのファンタジー評論を、『中の下』と評価しているが

ほかの人はきっと、『下の下』だと評価しているに違いない。

もっと自分を鍛えなくては!

共感力は、わたしの得意技のハズ!

 ……言うは易し。

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