合評会での反省点
今回の合評会は、とても参考になりました。
例の、『広島の風景』の合評をしていただいたんです。
そしたら、親身になってくださって。
やっぱり児童文学協会の読者は違うなと思いましたよ。
わたしの一番わるい点は、自分で都合良く
キャラクターを動かしてる、という点でしょう。
つまり、自分が言いたいことだけ登場人物に言わせてる。
エッセイじゃないんだから、
もっと客観的に書かないとねー。
文章をどんだけがんばっても、
売れるのはほんの一握りってことはわかってる。
出版業界は斜陽業界だと言われて何十年……(汗)
でも、世界を構築して
いっしょに登場人物と「生きる」って体験は、
作者として読者として、
なにものにも替えがたい体験だと思う。
生きるっていいなと思うから
書き続けている。
これはわたしの人生の一部。
仮にけっきょく、夢がかなわなくても(そうなる可能性は高いけど)
一歩一歩、進むしかない。
だって、好きなんだもん(笑)
エッセイの方が向いてると言われつつ
小説を書く昨今。
どんな作家になるか、いま考え中……。
やっぱり娯楽系の児童文学になるのかなぁ。
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