わたしと化粧品

わたしは身だしなみには、無関心です。

たまにしか髪にクシは当てませんし

顔に基礎化粧も、風呂上がりにつけるぐらいです。

普通の人なら、花王とかコーセーとか資生堂とか

メーカーものの化粧品を買うでしょうが

わたしはスーパーの化粧品です。

若い頃からそんな調子でした。


妹が、わたしの二十歳のときに

ピンク色のマニキュアをプレゼントしてくれました。

すでにペンダコのあるこの指に

マニキュアというのはブサイクに思えて

こっそりマニキュアを捨てました。


化粧する=変身するということで、

ウキウキする女性もいるようですが

わたしはめんどくさいです。

なにもしなくても

夫も義母も、「可愛い」って言ってくれる(こら)


合唱サークルで化粧をするのも

いちおう、礼儀としてするのが社会的常識だからです。

ネックレスもめったにしないし

指輪もイヤリングもしない。

似合わないから。


おしゃれをすれば金持ちになれるとか

一流の作家になれるのかい。

外見より、中身なのよ!


『人は見た目が9割』という本もあるが

わたしの見た目は子どもっぽいし

へたに繕うのは墓穴を掘りそうだと

思ってる昨今なのでした。

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