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1月11日
■本日やること
・新しい原稿プランをつくり直す。
・乱歩賞以外の原稿を15分は書く。
新プランの練り直し。ストック原稿のなかから一本選ぶ。内容も乱歩賞向きというか、カテゴリーエラーではない。あまり傾向と対策みたいなことは考えて書きたくないのですが、どうしても向き不向きのようなことは考えてしまいます。
先日、お笑いの賞レースの一つであるM-1グランプリに関して、優勝者のパフォーマンスが「あれは漫才かどうか」という議論を巻き起こしたようです。ようです、というのは私は見ていないためです。
乱歩賞に挑戦する身としては、入り口の段階で「これは乱歩賞の対象ではない」となるのは避けたい。ここでいう対象とは「受賞作としてふさわしいか」という高いレベルの話ではなく、一次選考を受けられるかという段階のことです。
これはミステリーかどうか、という議論を生み出すようなパワーと新しさを併せ持ち、なおかつ、それでもミステリーという作品が理想でしょう。業界からすれば、プラスして書き手に安定して長期的に商品力のある作品を書ける実力も望んでいるでしょう。
近年、私はどこか「変」な作品を意識して、新人賞の原稿を書いています。一次選考を担当する人からすれば「お前が考える変は変ではない」のかもしれませんが。
ストックのなかから選んだのは、あまり変ではない作品。というのも、変なものをつくろうという意識に切り替わる前のものだからです。確か数年前の乱歩賞に向けて書いていたもののはず。
これに「変」な要素を足してアレンジすることで、方向性は決まりました。
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