2月21日


 ちょっと時間が無い。情報とかいうゴミ教科のプリントを写真で撮ってGoogle Classroomに上げる非効率的な課題をしなければならない。撮るだけならともかく、ファイルを学校に置いてきたからClassroomに上げられてるプリントを印刷して解答を写して(教科書も忘れてきた)23時59分までに提出だ。なんて課題だ。

 本当に酷い課題。点数付ける為だけの無意味な課題。本当の情報教育に何も繋がらない、細かい用語を覚えさせる正真正銘の害悪教科だ。IT化の推進とは一体何なのやら。Googleスライドで四コマ漫画なんて作らせることに何の価値がある?

 学校は教養を学ぶところ、受験勉強をする場ではない。進路指導の先生がそんなこと言ってて良いんですかね。少なくとも学校の教員に教養は大して無いだろうに。

 小学校中学年〜中学3年ぐらいまで教職を目指していた過去もあるが、今はすっぱりと消え去った。職業に貴賤は無いが、僕の胸には更に高き志が在る。

 ……一つの事象だけ見れば、何の意味も無いのだろう。しかしこの課題をどんな形であれ提出さえすれば、ある程度の点数は貰えるのだ。考査も赤点さえ取れなければ良い。そうすれば留年しない。もう1年無駄な、同級生の友達もいない学校生活を送らなくて良い。そこまでいかなくても、後々面倒にはならない。意味の無いこと、人生にはたくさんある。それらをただ切り捨てるだけでなく、上手く活用する。

 家庭科・保健の時間に自習をする。絶対に寝ない。時間の無駄だ。

 誰かさんの講演・講話。自習する。できなければ小説の構想を練る。脳内で。

 そして定められた課題は必ず出す。提出期限までに。それさえできればあとは簡単だ。自分の夢から逆算して、大目標・中目標・小目標を設定する。その為に何が必要か考える。時には友達や両親・塾の先生を頼る。そうしたら努力する。果て無く。

 何年生きることができるさえ分からないのだ。夢は120歳で大往生の孤独死。

 けれどその前に何か病気や事故で生死を彷徨ったとしても、後悔だけはしないように。毎日毎日を大切に生きる。人生は悲しみで満ちている。だからこそ自分の力で切り拓く。最終的には皆が幸せでいられるようにする。悲哀が下しる雨音を、大志と歓喜と情熱の炎刀で掻き消す。命を燃やして生きるのだ(あれ、鬼滅のパクリ?)。


 今日の日誌はこれまで。

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