2月2日


 最近はラブコメ勢が強い為、戦記物の再びの興隆を願う。

 え? 前いつ興隆したかって? 1980〜1990年代の架空戦記ブームとか? 紺碧の艦隊とか。ロードス島戦記や十二国紀も同時代の戦記ファンタジーだ。

 ……けど、最近は進撃の巨人も戦記っぽいし、キングダム第3期も4月からやる。銀英伝は新版がちょっと前までやっていたし、遡れば幼女戦記・アンゴルモア元寇合戦記・アルスラーン戦記にグランクレスト戦記等がある。CG技術の進展に伴って、更に大軍勢を鮮明にアニメ映像に落とし込むことが可能になるだろう。

 戦記物は色々な題材があって、様々な地域と時代からアプローチを掛けられるのが魅力だ。そして意外にも戦記物というのは、戦闘・バトルよりも人間ドラマとしての側面が強い。生への渇望・勝利への歓喜と、死への恐怖・敗北への絶望。

 まるで正反対な感情が入り乱れる戦場は、人々に哲学的意味を問いかけてくれる。

 何故戦うのか。何故生きるのか。何故死ぬのか。等々……。

 勿論答えは無いのですが、むしろ答えがあったらつまらない。それに向かって進み続ける人々の征く先が如何なる未来に繋がっているのか。それが面白いのです。


 今日の日誌はこれまで。

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