閑話_人物紹介など【挿絵リンク追加】
ルゥナ
大陸西部イザット村の出身。
人間に滅ぼされ、勇者シフィークの奴隷となる。
黒涎山探索の際に、アヴィの母である
得意武器はなんでも。使えるものは何でも使う。
アヴィを支える為に理性的であるよう振舞うが、精神的な強さは平均程度。
人間との戦いの前線になる西部の村で育った。幼少期に抑圧されてきた欲求の反動でトワやミアデの温かさに甘えることがある。
清廊族では、肉体関係を複数と持つことは珍しくない。
https://kakuyomu.jp/users/ostksh/news/16816700426268367359
アヴィ
幼い頃に故郷を滅ぼされ、奴隷として人間に酷使されていた。
不滅の戦神と名乗る冒険者パーティの奴隷として黒涎山に潜り、魔物に救われる。
その後長く魔物と共に暮らしたが、勇者パーティにより母である魔物を殺され復讐の戦いを誓う。
濁塑滔の、万物を呑み込む特性を受け継ぎ、その力を他にも分け与えることが可能。
感情が不安定な部分あり。
得意武器はなんでも。使えるものは何でも使う。
https://kakuyomu.jp/users/ostksh/news/16816700426612612194
ミアデ
幼い頃に故郷を滅ぼされ、南部の商人の奴隷として虐げられていた。
アヴィたちが南部の村を襲撃した際に解放され、仲間となる。
快活な振る舞いをするのは、他の仲間を鼓舞する為という理由もある。
得意武器は徒手空拳。魔法はとても苦手。
https://kakuyomu.jp/users/ostksh/news/16816700426612444941
セサーカ
ミアデと同じ生い立ちで幼馴染。
やや猪突なミアデを助ける為、一歩引いた立ち位置を保つようにしている。
魔法が得意。非凡な上達ぶりを見せるのは、彼女自身に力への渇望があるから。
実は、最初にアヴィに『貴女には無理かもしれない』と言われたことを引き摺っていて、アヴィに認めてもられるよう頑張りすぎる部分がある。
https://kakuyomu.jp/users/ostksh/news/16816700426268397536
トワ
清廊族を売り買いする人間の中でも、特に高級品として扱われる牧場で生まれ育った。
銀糸の髪に灰色の瞳と、清廊族では特に珍しい外見特徴。
珍種の交配として牧場主が育てている中に生まれ、極めて美しい外見の為に特別扱いをされていた。
奴隷経験者の中で唯一、隷従の呪術を刻まれていない。
得意武器は包丁と治癒魔法。やや常用外の魔法も。
ルゥナ様大好き。
https://kakuyomu.jp/users/ostksh/news/16816700426612489784
ユウラ
トワと同じ生い立ちでほぼ同年齢。
目立った外見的特徴がなく、異父妹のトワにやや引け目を感じている部分もある。
得意武器は手斧。主要メンバーの中では最も戦闘力が低い。
直接戦闘以外で気配に鋭敏なことと、彼女の声や笑顔は不思議と皆を元気づけてくれる。共感の力を持っている。
ニーレ
トワたちと同じ生い立ちだが、少し年上。
やや吊り目で凛とした顔立ち。
トワやユウラの姉代わりとして、しっかりとしなければという意識が強い。
得意武器は弓。
エシュメノ
南部が完全に人間に支配される直前に、山脈麓の村で産まれた壱角。
赤子の頃に村が滅び、
言葉は、生き方と共にソーシャに教わった。
武器は双短槍。右は螺旋の刃を持つ紫。左は滑らかな曲線の黒。
魔法の適性は極めて低い。
壱角の特徴として、同じ壱角を持つ生き物と意思疎通が可能。
https://kakuyomu.jp/users/ostksh/news/16816700426612519350
ネネラン
大陸南東部の出身。幼い頃に人間に囚われた。
おとなしめの顔立ちを嫌った主人から前髪を伸ばすよう命じられ、以来そのままにしている。目線を隠すことが出来て都合が良いこともあった。
主人の仕事の手伝いで魔物の世話をすることが多かった。
裁縫や武具や索具の手入れなども長くしてきた為、かなり器用。
得意武器は長槍。あるいは道具を駆使した戦いも得意で、拾い集めた素材から試行錯誤しながら色々なものを作っている。
苦渋の中、憧れ求め続けたエシュメノ様のことが大好き。
ラッケルタ
人間にはグィタードラゴン、清廊族では
魔物固有の魔法として炎を吐くことが出来るが、まだ成体ではない為不十分。
仮にこの成体と人間が戦う場合、上位冒険者数名のパーティか勇者級の力量が必要になる。
魔物は食べた生き物の力を少しずつ自分に取り込むことが可能。
ラッケルタも今後多くの良質の食事を摂れば、成体に近付く時間も短縮できる。
通常は洞窟などを好んで生きる魔物。温度差が少ない地中の方が生態に適している為。
寒さには弱い。
鱗は強靭で、現時点でも並の刃なら相当な力を込めなければ傷にならないほど。
歩行は急いでも普通の人間が走るより速い程度まで。
グィタードラゴンに限らず、ドラゴン系の魔物を狩ることは人間の冒険者の目標の一つ。
武勇伝として、またはその牙や鱗などが高額で換金される。
ロッザロンド大陸で、ほぼ無傷で仕留められたドラゴンが剥製として王宮に飾られていた。
仕留めた冒険者は大きな屋敷がいくつも買えるほどの金銭に加えて、大貴族の娘との婚姻を得た。
勇者を超えるほどの力を持つ冒険者の血は、力により地位を確固たるものとしている貴族にとっても有用で、取り込むために子を使うこともロッザロンドでは珍しくない。
通常、他者に懐くことのない魔物で、呪枷により人間に従わされていた。
隷従の呪枷は命令に服従をさせるが、意思や心を無くすものではない。
これについては魔物でも同じだったらしく、ラッケルタも強制的に隷属させられていた頃の記憶があった。
意に添わぬ隷従の日々を共に過ごしたネネランについては、姉弟のような親近感を抱いている。
黒い呪枷を取り換える際は、元の主が魔物に眠るよう命令して、眠ったところで作業することで安全に執り行える。
飛竜の呪枷の取り換えでトゴールトでは失敗した過去があった。
元の主から強制的に取り上げようとした為、眠らせずに暴れさせるかもしれないと危惧して、結果的に失敗した。
ラッケルタをトゴールトの軍が取り上げようとしたことはない。
これがグィタードラゴンの幼生体だと知られていなかったことと、ちょうど同じ時期に捕らえた翔翼馬にばかり関心が行き、見た目の愛らしさについて否定的な意見が出るラッケルタについては興味を抱かれなかった。
主人の方も人付き合いに難を抱え、まとめて敬遠されがちに。
ラッケルタの外見に関する意見は、一般的な意見であってこれが絶対ではないことも記す。
つぶらな黒い瞳や、ちろりと覗く舌を愛らしいと感じる者もいる。
鱗は濁った赤と茶色を適当に混ぜたようなまだら模様。
ネネランと一緒にいる彼女と同じ種族の者は食べてはいけないと認識。
アヴィはかつてラッケルタと同じ種類の魔物を食べたことがあった。
美味しかったという評。
尻尾なら食べられないかと言うが、ラッケルタの尻尾は切れて勝手に再生することはない。
治癒魔法を使えば回復もさせられるが、当然苦痛もある。
いよいよ食料に困るようでなければ食べないとルゥナが止めていた。
差し迫る状況ならないよう願うばかりだ。
ウヤルカ
カナンラダ大陸北西部クンライの女戦士。
戦士だった母に憧れ同じく強い戦士を志すが、その母が別の村の男と再婚をきっかけに独り立ち。
※ 再婚と言う言葉を使うが、清廊族の婚姻制度は緩い。
幼い頃、母と共に雪鱗舞の幼生体を保護して、以来姉妹のように育つ。
母の再婚をきっかけに男嫌いになったのは、戦士としての母への憧れの反動。
粗暴なイメージを抱かれがちだが、女心の機微を察することは苦手ではない。
得意武器は大薙刀。
ぶちかわええ女の子ならみんな好き。
その他挿絵
マルセナ
https://kakuyomu.jp/users/ostksh/news/16816700426612533109
イリア
https://kakuyomu.jp/users/ostksh/news/16816700426612546702
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