第5話 頭の中から消えない店
僕は畑亜貴さんの組んでたバンド「月比古」のCDが欲しかったり、豊崎愛生さんのラジオの中で話題になったりして、「ディスクユニオン」の存在を知ったのですが、今はもうないのですが、新宿の紀伊國屋書店新宿本店の隣のビルにある店舗に、結構、頻繁に行ってました。
そこは献血所があって、献血を求める看板を持った人が表の通りによく立ってましたね。その同じビルにディスクユニオンの中古品の店があったのです。最初、僕はそこだけが目当てだったのですが、ある時、そのフロアのすぐ横、分かりづらい入り口の店があって、その店は「ブックユニオン」でした。たまたま入ったのですが、その瞬間から好きになりました。
何年か前に建物の耐震性か何かで、ビル自体がなくなったので、ディスクユニオンは紀伊國屋書店新宿本店のビルの上の階に移動して、ブックユニオンは別の建物に入りました。
まだ一度もそのブックユニオンには行けてなくて、それもあるせいか、なんとなく昔のブックユニオンのことが忘れられない。狭い店舗で、何かが凝縮された、良い店でした。
早く新しいブックユニオンにも行きたいなぁ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます