第6話 窓辺の客
休憩に小さな部屋に入ると窓辺に座った一人の客
吟遊詩人の姿をした長い黒髪の少年 リュートを傍においている
「ああ、御久しぶりです リラダン総長さま
お言葉に甘えて 来ましたよ」綺麗な声に美しい顔でそう話しかけて
「よく来たな シオン・・いやシメオン・・どちらがいい」
「どちらでも・・」
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