1月15日 夏八木蒼の日記
嬉しいことは続くもの。大ポカだと思っていたところもカバーするアイデアがひらめいた。天才じゃないか。
そんなことはどうでもいい、いや、よくないけど。
なんと千秋から電話。
昨日に続いて電源切っていたからしばらく気づかなかったのは、痛恨の極み。ちくしょう、迷惑メールめ。
お昼ご飯のときに電源入れて、ランプが赤で光っているので電話に気づいた。白井さんかと思ったら、千秋で膝から崩れる。比喩でなく本当に膝をつく。
30分ほどたっていたけど速攻で折り返す。繋がらない。
とりあえずメール返そうと思ったけど、思い直す。せっかく電話くれたんだから、メールするとメールで用件を済まされる可能性もある。3分待ってまたかける。出ない。
午後は電源切らずに手元に置いておく。震えるたびに、こっちも震える。ずっと迷惑メール。
全然、リアクションがないんで白井さんに電話してそれとなく探る。「水道が壊れて水浸しになりかけたんで、サークル関係者に片っ端から電話かけまくったらしいな。もう直ったみたいだぞ」とのこと。それならそれでメールぐらいしてほしいけど。忘れてるのかな。それも千秋らしいといえばらしい。
あぁ、迷惑メールのせいでポイント稼ぐチャンスをふいにした。まったく迷惑メールってやつは。
アドレス登録して拒否するにも、アドレスがバラバラだから手間がかかる。それに同じアドレスから来るものなんて少ないからやるだけムダ。焼け石に水。
今日は高額当選や男性アイドルグループの一人が仲間に‘うっかり間違えて’送ってしまった系は少なくて、「どうして無視するんですか?」「ひょっとして嫌われました?」「言うこときかないと死にますよ」みたいなのが多い。
いつか作品に使うかもしれないから、いくつか取っておくことにした。現実そのものである必要はないけれど、リアリティは必要。そのための資料として保存。
たいがい、迷惑メールにはURLが貼り付けてあって、怪しげなサイトに誘導するもんだけど、それがないメールが多い。こういうのならば、うっかり間違ってアクセスしてしまうこともない。
じゃあ、こいつの送り主の目的はなんなんだって話になる。もしかして、本物の脅迫メールをうっかり間違えて出しているのかも。
いろいろあって原稿は進まず。いよいよ後半戦、明日からだ、明日から。
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