1月3日 夏八木蒼の日記
ひたすらビールを飲んだくれた一日だった。そのせいでやたらトイレばかり。
ひと眠りしてもまだ頭がボンヤリ状態。コーヒーで無理やり目を覚ます。久々のカフェインは効いた。原稿に取りかかる。
今日は無理にでも書くことに決めていた。なかなかうまく進まないし、ミスタッチも多いけれど、なんとか書く。
気分転換に外を歩こうかと思ったが、今日、届いた年賀状は二通ともすでに出してある人からのもので返事を出す必要がない。駅前かバス通り沿いのコンビニのポストまで行く必要もない。お酒もまだある。スコッチは四日で半分を切ったくらいだが、大晦日に買った日本酒は封を切らないまま、丸々一本残っている.
DVDを見る誘惑を退け、ラジオをつけながら書く。地元局のFMラジオを聴きながら書く。千秋も聴いているかもしれないと、千秋の好きなバンドの曲を番組のメッセージフォームからリクエストした。ところが、送ってすぐに別のラジオネームの人からのリクエストで曲がかかった。複雑な気分だ。千秋が聴いていてほしいような、そうでないような。
とにかく、こんな状況じゃ締め切りに間に合わない。これじゃいけない。
胸を張って、千秋に気持ちが打ち明けられるようにしないといけない。
本日は3200字書いて、終了。
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