第16話 昨日の自分にさようなら

青空を眺めていたら、突然涙が溢れだした。

予報が外れて降った、どしゃ降りの中にいる気分。

風に吹かれて、零れる度に誰にも言えない気持ちが溶けて消えていく。

立ち止まっていた心が、そっと動き出すよ。

いつでも雨上がりの笑顔は、陽射しを浴びて光るはず。

自分の殻を壊して、心に風を送ってみよう!

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