heard (your eyes)
春嵐
α
好きなひとがいた。
ずっと好きで。でも、何も言えなくて。ただの仕事仲間から、進展がないまま。彼の隣にはいつも同じ女性がいて。きっと二人は付き合ってるんだろうなと、思う。
わたしには、縁がなかった。それでも、彼に優しくされると、心が揺らぐ。
彼。呑み会前の集まった人だかりのなかで。いつも一緒にいる女性と談笑している。
帰ろうかな。呑み会もずっと同じなら、好きなひとが違う誰かと話しているのを見るだけだし。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます