罪と悪に塗れた世界で私は笑う
mnt。
プロローグ
今日も笑顔で笑ってる人々
今日も幸せに包まれている人々
今日も沢山の恵を受けている人々
当たり前のように生活してる人々の裏には暗くて深い闇がある。
皆そこを恐れて振り返って見ようともしない闇で私たち魔術師は戦っている。己の命を懸けて。
私たちが戦っているのは悪魔。それは皆が知っている悪魔と同じだと思ってくれていい。
悪魔はこの世界に乱れを作り世界の秩序を壊す。人間の負の感情を養分として奴らは生きている。
奴らは1000年前に地球の裏側で誕生した…と以前読んだ本に書いてあった。本当かどうかなんて知らないけど。
奴らの中には危害を加えるものもいる。例えば盗みを働いたり人間を殺したり…それを食べたり。
人間達はずっとその存在に怯えていた。
400年前までは。400年前に人間達の間である儀式が行われた。
その"悪魔"に対抗出来る人間を生み出す儀式を…。
沢山の人間を触媒として生み出された魔術師。
数年前までは共に均衡を保ち助け合って共存していた。
そう、数年前までは_____。
弱いものは強いものに依存する癖にその上に立とうとする愚かな人間達。日に日に私たちの存在が怖くなってしまったのだろう。確かに今では私たちのこの殲滅任務で悪魔の出現率は低くなり、今ではその存在は夢物語であったかのように。
魔術師は人間が生み出してしまったものなのに、それを忘れてしまっている。
今の私たちは妬み嫌われている存在である。
ずっと守護しているのに。この仕打ちはないのではないか。
でも私は信じる。強いものは弱いものを守る為に生きている。
それは当然でしょう?
守らないのなら私たちに与えられたこの力には何の意味があるの…?
こんな寂しい人間でも守ってあげないと。
他に誰が守ってあげられるの…
それが…魔術師の運命だから……。
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中学生の時(3年前)に少し書いて受験に励んでいたら、作品の存在を忘れていました。
また少しずつ手直しをして投稿再開していきますので、よろしくお願いします。
遅くなってしまい、大変申し訳ありません。
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