#43
それからウェディングがチョコレートケーキとドリンクバー、ニコとスノーは
ミックスとジャズはドリンクバーのみで、クリーンは天ぷらうどんを
「ニコはロボだからいいけど、スノーは枝豆なんか食べて
「この子は
メニュー
注文するときにこの
それにしてもなぜ
ミックスは羊は草、犬は肉じゃないのかと考える。
(う~ん、俺が
そして、ジャズの
「ついでにジャズのも取ってきたよ。って、なんだこりゃッ!?」
席に戻ったミックスは
なぜならば先ほどはなかったはずの
「ごちそうさまでした」
どうやらこの鉢はすべて彼女の食べたうどんのもののようだ。
ミックスが顔を引きつらせながら、クリーンはいつもこんなに食べるのかと
するとクリーンが
「クリーンの
「そうなのか……。
「いや~たくさん食べる女の子って
ミックスは思う。
このくらいのことは
「ああ……これでまたほしかった
「ふん、
ジャズはそういった後に、さりげなく紅茶を持ってきてくれたことをお礼を伝えたが、今のミックスの耳には入っていなかった。
テーブルの上に積み上げられた
「でもまあ、こんなもんだよね……ハハハ……」
そして、
そんな彼を見ていたジャズは、またふんっと
それから今さらながら、ようやくクリーンとスノーの
彼女のフルネームはクリーン·ベルサウンドといい、ウェディングとは今の
「彼女との出会いは、
ウェディングは声を
ジャズはすでにクリーンのことを聞いていたようで、「また話すのか」という顔でウェディングを見ている。
――それは今から
寮には、
ウェディングは寮での
さすがに
それから一人で楽しんでいると、目の前にうつぶせになって
それはまったく
ウェディングは
だが、それは死体ではなく、この寮――ウェディングと同じ学校に通うこととなったばかりのクリーンだった。
勘違いだったことを安心していたウェディングだったが。
「う~ん、とてもウェディングらしいそそっかしいエピソードだなぁ……」
「前に聞いてあたしが気になったのは、プールで泳がずにただ浮いていたクリーンのほうだったわ……」
話を聞いたミックスは、ジャズと共に乾いた笑みを浮かべていた。
「いや~そういわれる
「あたし、ぜんぜん
「うん……なぜ今の
クリーンはそんな三人のやりとりを、
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