101度目のプロポーズ

 またプロポーズを断られた。これで100度目だ。

 もちろん、今更くじけたりはしない。

 女性を愛する俺の気持ちは本物だ。どんなに強く拒絶されようとも諦めない。



 ……あっ、あのバス停で待ってる子可愛いな。

 はあの子にしようか。

 俺は彼女に近付くと、懐から指輪を差し出し結婚を申し込んだ。

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