応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント


  • 編集済

    そうかも知れない、いやかも知れないじゃなくて、私達はいずれ何らかの原因で遠からず死ぬ、という現実から目を逸らし、見ないようにして生活している、と強く思いました。死を思う時、正しく生きよう、悔いなく生きよう、そういう覚悟が自然に湧くように感じます。昔の人は、きっとそれを当たり前に胸に抱き、日々を過ごしていたんだろうと思います。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    わたしは只今今日医療現場で現実に死と向き合っている方たちのことを間違ってもエンタメ的な闘いの物語としては構成できないんです。
    極端な例ですけれども、今医療現場の方々が置かれている状況は言ってみれば大震災の時に津波が来るその瞬間に独居老人を避難させようとして声がけしてご自身も逃げ遅れるかもしれなかった方たちのような状況だと思うんです。
    更に言えば原爆が投下された直後の広島で自らも放射能に汚染される危険があるのに外傷が浅いのでより重傷者の救護に当たっ方たちのような。
    同じ戦争でも生き残る確率が若干ある戦闘機同士の交戦や白兵戦などはややエンタメの要素を持って描かれるケースもありますが、コロナの医療現場の方たちをヒロイックに描くことはどうしてもわたしにはできないんです。
    病院の外に居るわたしではなく、本当はその方たち自身が一番『死にたくない』と思いながらも自ら死に近づかざるを得ない、そういうことを、できる限りありのままに描きたかったんです。