第33話 日本はなぜ外交が下手なのか?

 「毒も薬になる。薬も毒になる。だから区別はできない」(大長今)

 「白い猫だろうが黒い猫だろうが、ネズミを捕る猫が優秀な猫だ」(鄧小平)


 隣国を敵視していたのでは、いつまでたっても外交はできない。それどころか、お互いに軍備を拡張して税金の無駄をすることになる。


 そもそも日本がそんなに良い国か?


 侵略戦争を何度も繰り返し、大国にすがって生きる「コバンザメ国家」


 文化では、世界から孤立しガラパゴス化している。


 こうした毒を少しずつ利用して薬に変えているだけ。


 隣国が毒なら薬に変えて利用すればいい。それが外交。


 アメリカのように、自分たちが負けそうなら、ケチをつけて相手を従わせようとするのは、稚拙で恥さらしのやり方。世界のリーダーも落ち目になるとメッキが剥げる。


 島が欲しければくれてやればいい。島の管理は無駄な税金。国全体の利益にはならない。


 領有権が隣国にあると認めて初めて交渉ができる。これが外交というものだ。

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