第6話 確実に利益のある0円株式投資術

 株式投資はギャンブルだと思っている人が多い。また、怖いイメージがある。


 経済学者でも考え方が間違っているから予測に重点をおき、肝心なことを見落としてしまう。そもそも利益を上げた人はほとんどいない。(ギャンブル的に当てたことがある人はいるが、それは偶然と同じ)


 もし株を0円で手に入れたとしたらどうだろうか?


 仮に会社が倒産して株価が0円になったとしても、どうということはない。それに最高値を待って売ることもできる。


 自分の買った株をそういう株にすることで、確実に利益を上げるのが本当の株式投資。


 どんな会社でも倒産する可能性はあるが、倒産しにくい会社はある。


 インフラなど、その会社が倒産すると社会生活に影響がある場合や、政府の情報を扱っている会社など。


 その他には、社歴が長く、暴落を乗り越えた経験があり、自己資本比率が70パーセント以上、有利子負債がないなどが倒産しにくい会社。


 利益が上がっているかどうかは、あまり意味がない。それは、税金対策であえて赤字にしている場合もあるからだ。


 株価が、なるべく最安値付近にある倒産しにくい会社を投資先として選ぶ。(探せば案外、見つかる)


 最安値付近にあってもその株を買えば、さらに下がる。その時、普通は損切といって、それ以上、損をしないように売ってしまう。こうアドバイスする人が多いが、それは間違い。


 下がればさらに買う。


 下がるたびに、一定の間隔で買い足していく。このことをナンピン買いというが、ここからが違う。


 自分が一番高値で買った株を長期保有とし、これを0円株にすることを目指す。


 自分が一番最安値で買った株は、ほんの少しの利益(一株20円ぐらい)が出そうならすぐに売る。これを繰り返す。


 株価というのは、低迷していると低い価格で上がったり下がったりを繰り返す。これの売買を繰り返せば、結果的に自分が一番高値で買った株を0円株にするのと同じになる。


 何度も売買していれば、底値が分かるようになり、短期間で0円株にできるようになる。そうなれば、別の会社の株を投資先として売買でき、複数の会社の株を保有することでリスクも下がる。


 なお、信用取引は借金をして運用するのと同じことなので、絶対にするべきではない。


 株は儲けることより、損をしないことを考えたほうが利益になる。

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