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目次
4.優者
優しくなりたい
それが僕の夢だった
それだけだった
でも現実は遠かった
優しくなりたいは
優しい奴が言う言葉じゃない
認めて慰めてぎゅっと抱きしめて
人一人救えた事で
喜んでいて
今思えば
見返りが欲しかったのかもしれない
認めた相手に
認められたかった
救うことで
自分を救っていた
他人に自分を当て嵌めて
自分を救っていたのかもしれない
優しくなりたかった
今でもその思いが
胸で騒いでる
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