第78話 プロ意識
まだ幼い娘とプールに出掛けた時の出来事です。
私の不注意でもありますが、ちょっと目を離した隙に一人で足が届かないプールに向い、そこで溺れかけてしまいました。
その日のプールは大変混雑していて、一度姿を見失うと親でも見つけることが容易ではありません。
誰も娘が溺れていることに気付きませんでしたが、すぐに異変に気付いて駆けつけてくれた監視員の方のお陰で、幸いなことに娘は助かったのです。
娘を救ってくれたことにお礼を伝えると、
「小さいお子さんはよく見てるんで」
そう眩しい笑顔で語っていた彼の笑顔は、一生忘れることはないでしょう。
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