第62話 現実

いくら倒してもキリがない……。

目の前には異形の化物どもの死屍累々。

いつからか、このセカイはおかしくなってしまった。

まともな人間は俺一人。

しかし最後は敵の手に捕らえられてしまった。


ふん。そんな上から見下ろしやがって。

俺は絶対に生き延びて見せる。



「主文、被告人を死刑とする」

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