4月9日 06:00
「おはよ!」
「おはよう」
「今日は『美術展の日』だよ!」
「美術展か……」
「世界で初めて美術展が開かれたんだって」
「世界で初めてか……それが記録に残ってるのもすごいな」
「1667年みたいだから350年くらい前だね」
「美術展って聞いてもあんまりイメージわかないな……」
「いかないよね~」
「たまにやってるよな。その人の絵を集めたみたいなやつ。あれも美術展なのか?」
「あんまり聞いたことない人のもやってるよね」
「それは、俺達が知らないだけだと思うけどな」
「看板は見かけるけど、行かないんだよね」
「それこそ、そういうところに行かないと、絵をかいてる人は知れないんじゃないか?」
「あー、そっか。知ってる人のを見に行くんじゃないんだ」
「どっちもいいんじゃないか? ほら、映画とかも2回目見に行く人いるだろ」
「忘れちゃうこともあるだろうしね~」
「そこに行けばその人の絵だけ見れるっていうのも、その人の絵が好きな人とか、知ったばっかりの人とかはいいんだろうな」
「でも、やっぱり、たくさんの絵があるのもいいよね」
「俺達みたいな、有名な人とかしか知らないような人はそっちの方が楽しめそうだよね」
「この人の名前は知ってるーってなるもんね」
「絵に関しては本当に詳しくないからな……」
「何か見てみたい絵ないの?」
「絵か……なんか水墨画とか?」
「なんでそのチョイス?」
「実際に見るとどうなんだろうなと」
「確かにね~。普段見ようと思わないから、見てみたいかも」
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