3月13日 07:00
「おはよ!」
「おはよう」
「今日は、『サンドイッチデー』だよ!」
「また食べ物か」
「『1』が『3』に挟まれてるからサンドイッチデーなんだって!」
「サンドイッチの日じゃないのか?」
「『サンドウィッチの日』ならあるよ! えっとね~……11月3日みたいだよ!」
「それも数字にちなんでなのか?」
「ううん、サンドウィッチ伯爵って人の名前がサンドウィッチの由来らしくてね? その人の誕生日が11月3日なんだって~」
「それも『1』と『3』でできてるってすごい偶然だな」
「だから、『サンドイッチデー』と『サンドウィッチの日』なんだよ!」
「あ、それ使い分けてたのか。たまたまだと思ってた」
「サンドイッチデーは『1』に近づけるために、『サンドウィッチ』じゃなくて『サンドイッチ』になってるみたい」
「『サンドウィッチの日』はサンドウィッチ伯爵の方だから『ウィ』なのか」
「みたいだよ? それで、結人はなんのサンドイッチが好き?」
「そんなに種類も知らないんだけど……まあ、普通にたまごとか?」
「あー、美味しいよね! あれって結構作るの面倒だと思うんだよね~」
「ゆでたまごとか入ってるもんな」
「なんのサンドイッチかわかんないけど、トマトとレタス入ってるのも美味しいよね。ほら、定番のやつ」
「確かに名前分からないな。サンドイッチって聞いてほぼ一番最初に頭に思い浮かぶんだけど」
「コンビニで結構スペース取ってるから、もっと種類あるよね? なんか改めて考えると思い出せないけど」
「……カツサンドとか?」
「あー、あるある! あとはイチゴとクリームとかね」
「……」
「え、どうしたの?」
「なんでも甘いものにつなげようとするな」
「だって、思いついちゃうんだもん!」
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