第6話 へたれなARマッピング(3)ついに発見?!

団地の遊具を、じっくり観察します。



見本の写真に似た滑り台。

茶色い木製で、ATHLETICに登るための登攀段(とうはんだん)が鎖編み。

でも、ここじゃない。

見本では、登攀段は薄茶色の半樽型になっている。



どうしたものか。

ふと。

Ingressのミッションを思い出しました。

近くの目標モニュメントが見つからなかったことが、けっこうあったな。

GPSだから、そんなもんだ。



こんなときは、近くを彷徨うのが一番。

わたしは、団地脇道へ入り込みました。

となりの公園まで足を伸ばしてみて、

「あれ?」

茶色い木製の滑り台。半樽型の登攀段。

そう、そこにWOOD ATHLETICがあったのです。



樽のついた滑り台に近づき、思わずスリスリしちゃったわたし……(笑)



この動画を15秒間で撮ってくれ、というのが今回の任務。


このATHLETIC、巨大すぎて15秒間では周囲をまわれないんですけど……。



何度もトライして成功、ご褒美にメガユキノオーのメガエナジー80個もらいました。

「まいったな……」

フィールドリサーチで幸せを掴んだ、と言いたいが。



レイドバトルにせよ、ジムバトルにせよ、

バトルはポケモンが傷つくからヤダ。

メガ進化には、興味がないんだよ……



ということで、メガエナジーは嬉しくない。

だれだ、そこで「豚に真珠」と言ってるのは!



歩いて4キロ。少しは減量になった。バトルは二の次さっ。とつぶやく。

目的は、バトルじゃないんだもーん。と捨てゼリフの一日でした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る