第2話 クリスマス・ポケモン
明日はクリスマス・イブ。
フィールドに湧き出るオドシシ。
枝のついた黄色い角をはやした、
うす茶色のポケモンです。
成長したシカに似ています。
クリスマス扮装なのか、
金の鈴のついた赤い首輪姿のオドシシ。
ボールの投擲(とうてき)可能範囲がマジ広い。
greatを20回出す、という
スペシャルタスクを消化中なので、
オドシシを追いかけ回して
ボールを投げまくってました。
近所に、池の真ん中に島のある公園があります。
そこまで歩いて2500歩(約2キロ)。
グレートが、出ない……TT
「やったー! オドシシをつかまえた」
アメや星の砂は溜まるが、進化はしない。グレートも出ないから、つかまえても嬉しくない。
そこでオドシシを、博士に送ろうとしたら
「ほんとうにいいんですね?」
と確認の画面が出ました。
クリスマスのオドシシ。この時期だけのポケモン。
ちなみに「シシ」は、シカを意味する
日本の古語。
取っておきたい人もいるかもですが、
うちのバッグにはスペースはないのです。
バッグ拡張にはお金がかかります。
ポケモンを受け取る博士の家は、どんだけ広いんだろう。
きっと博士の家は、大豪邸なのだ。
それとも、博士は四次元ポケットにポケモンを入れているのだろうか。
オドシシを送付して帰宅。
「これで今日のノルマの6500歩は、達成した!」
叫びつつ、しっかり、スパゲッティを食べるのでした。
痩せる気、ある?
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