スレ8:【これ】強制ひとりかくれんぼ【終わらないかな】2

361:名無しのかくれんぼ

怪我とか気分が悪かったりしても報告しろよ?

後からウサが知ったら悲しむから直ぐにだぞ?

それと、報告ってシンゴリ達との会話のことか?



362:クマ

ウサが悲しむのは嫌だから直ぐに言う


あと、報告っていうのは向こうでの会話で間違えないよ

赤茶の猫のことがちょっと分かった

あと、女子高生さんと用務員さんとは別行動になることになった




363:名無しのかくれんぼ

やっぱり向こうの会話か!

しかも赤茶の猫のことが分かったのか!

って思ってたら!

何でソウナッタ?



364:まとめ班

あ!(゚Д゚)!!

もしかして

女子高生と用務員は人の形をしてるから?(*σ´ェ`)σデショ?



365:名無しのかくれんぼ

人の形?

あ!

赤茶の猫が女子高生と用務員を喰うかも知れないからか?



366:クマ

うん、そうだよ

赤茶の猫は自分から離れないみたいだし

女子高生さんと用務員さんは赤茶の猫と居る自分の近くは危ないからね



367:チョキ

クマ、悪いが順番に話してくれるか?

まず、そっちでの会話と

次に何でそうなったかを説明してくれるか?



368:クマ

うん、ちょっと書いてくる



369:名無しのかくれんぼ

けど、女子高生と用務員がいなくなっても赤茶の猫が増えたからあんま意味ねぇよな



370:名無しのかくれんぼ

寧ろ、赤茶の猫の方が力が強いから今の方がヤバい



371:名無しのかくれんぼ

しかもシンゴリとは別れないんだろ?



372:名無しのかくれんぼ

赤茶の猫がいるからクマが心配なんだろ



373:名無しのかくれんぼ

シンゴリは仲間には凄く良いヤツなのは分かるけど

クマ的にはシンゴリとは離れたいんだよなぁ~



374:名無しのかくれんぼ

正体 (ターゲットだと)バレたら終わりだもんな



375:名無しのかくれんぼ

というか、1人にならないと秘密基地に迎えないからなぁ



376:クマ

書いてきたよ

、、、載せて大丈夫?



377:名無しのかくれんぼ

全然、大丈夫!

載せてけれ!



378:名無しのかくれんぼ

載せて!載せて!



379:クマ

載せるよ?


顔 (ほとんど扇子だったけど)をスリスリしてた仔猫を見た用務員さん達は驚いた顔をしながら自分に安否を確認してきた


『新人!大丈夫なのか!?』←驚いた顔をしながら仔猫が威嚇しない距離で女子高生さんを押さえながら用務員さんが自分に安否の確認してきた

『新人ちゃん!新人ちゃん!大丈夫なの!?』←凄く心配そうな顔をしながら自分の方に駆けつけそうなのを用務員さんに押さえられてる女子高生さん

『新人!ウキキ!なんともないか?キキッ!』←シンゴリは心配そうに自分の隣に移動してきた

《大丈夫》←メモ機能にして打った文をシンゴリ達に見せる自分


この時も仔猫は自分にゴロゴロしながら甘えてた




380:名無しのかくれんぼ

微笑ましいんだか

ハラハラするんだか



381:名無しのかくれんぼ

見た目はほのぼのなのにな?



382:名無しのかくれんぼ

人間のクマを人違いして甘える人喰い猫 (邪神)

本来はターゲットのはずのクマを心配してるシンゴリ (死神)

人嫌いなのに正体かくしてるクマ (人間)を心配する女子高生 (悪霊)と用務員 (悪霊)

の図



383:名無しのかくれんぼ

カオスだな?(-ω- ?)

いや、本当にカオス!!Σ(-∀-;)



384:名無しのかくれんぼ

みんな何故か怒りや怨みなどを寄せるはずの相手 (人間、ターゲット)を心配してる

赤茶の猫は本来喰う対象 (人間)に甘えてるし (人違いみたいだけど)



385:クマ

続き


その時みんなに見せた文にまた仔猫が思念を送ってきたみたいで女子高生さん達はそれも読んだみたい

その時の文

《大丈夫》←この自分の文の次の行から仔猫の思念

《あるじ

あるじ

あるじ

にんげん

ちかよるな!!

あるじ

また

ひどく

こと

する!

ゆるさない!!

まもる

あるじ

まもる!!

にんげん

ちかよるな!!

あるじ

あるじ》


仔猫は平仮名しか打てないみたい




386:名無しのかくれんぼ

めっちゃ威嚇してますね?



387:名無しのかくれんぼ

多分、女子高生と用務員があと一歩でもクマに近づいたら喰われてたんじゃ?



388:チョキ

ここまでの執着だと>>387 が言うことも間違いないかもしれない

赤茶の猫の主がどんな人物なのかは分からないが

赤茶の猫の反応から人間にナニか (酷いことを)されたんだろうな



389:クマ

チョキさんの言う通り

仔猫の本当の主は人間に酷いことをされてた


続き


《仔猫、女子高生さんも用務員さんもいい人

酷いことなんかしない》


多分だけど仔猫は主って人と話したくて文字を覚えたみたいだから自分が打った文も読めると思ってそれを仔猫に見せた

ちなみに、シンゴリは近づいても大丈夫みたいだったから自分が書いた文を読み上げて女子高生さん達に伝えてた


《あるじ

あるじ

おはなし

あるじ

おはなし!

おんな

おとこ

あるじ

まえ

だから

なにもしない

けど

あるじ

ちかづくの

ゆるさない!

にんげん

あるじ

ひどいこと

する

いきもの!

あるじ

ちかづくの

ゆるさない》


主 (自分)の目の前だから女子高生さん達を襲ってないってことは分かった

けど、なんでそんなに人間が駄目なのか聞いた




390:名無しのかくれんぼ

うん

聞く耳持たない感じだな!



391:名無しのかくれんぼ

赤茶の猫の主はかなり酷いことされたみたいだな



392:名無しのかくれんぼ

自分が人間にされたことより主が人間にされたことに怒ってるというか、怨んでるみたいだもんな?



393:クマ

話の続きをするけど

仔猫のをそのまま書くと時間がかかるから自分の言葉で書くよ?


続き

ここからはちょっとそのまま書くと時間がかかるので簡単に説明する


自分がどうしてそんなに人間を許せないのか聞くと

仔猫は自分が前の事を忘れちゃったと思って説明してくれた


仔猫の主は仔猫が仔猫の時に人間に疎まれて弱ってる仔猫を助けてくれた

しかも、仔猫に優しく温かく接して守ってくれた

仔猫を助けた人間は声を出せないみたいでよく文字を書いてた

仔猫に読めないと分かっていてもその書いてた文字を見せ仔猫を優しく撫でてくれた

仔猫はその人間を主として今度は自分が主を守って生きていこうと決めた


だけど、人間は主みたいに清く美しく優しい者ではなく残酷で醜く愚かな者が多かった


ある日、仔猫は主に会いに何時もの場所に向かった

主は何時ものように仔猫を優しく大事に撫でながら声は出てなかったが仔猫の名前を呼んだ

仔猫はその声なき声に答えるように鳴こうとした

その時

数人の男女の人間が主に声をかけた


主は声をかけた人間に振り返った

人間達は主が声を出せないと知っていたみたいだった

なのに、1人の男はそんな主に何か喋れと主の頬を殴った

主がそれでも声を出さない

いや

出せないと知っていた人間達は主に嘲笑いの笑みを浮かべて

『可哀想だろ?』

『ははっ、声が出てもキモい声だって』

『キャハハッ!やめなよぉ~、可哀想じゃない~』

などと主を侮辱していた


そんな人間達が主の後ろに居た仔猫に気づいた


下空けて




394:クマ

ありがとう

続き


その人間達も仔猫を見た初めての人間達と同じように

『黒猫』

『不吉』

『気持ち悪い』

『最悪』

と言いながら1人の女が仔猫に近づいて仔猫を蹴っ飛ばした

それを見た主は仔猫を拾い上げ人間達から仔猫を庇った


人間達は仔猫を庇った主に苛ついたみたいで主のことを蹴ったり殴ったりしてきた

それでも主は仔猫を守り続けた

それが人間達に更なる怒りを強めたみたいだった


人間達が主から仔猫を奪い取ろうとしたのを察した主が人間達から逃げた

だけど直ぐに追い付かれた

追い付かれるのが分かっていた主は仔猫を人間達に見つからない所に隠した


その後は語りたくないほど仔猫は酷く残酷な人間達の本性を見た


ここからは閲覧注意

かなりキツいかも知れないから気をつけて


人間達は主の髪を引っ張り顔を掴んで仔猫の居どころを聞いていた

主は喋れないし

仔猫の場所を言う気はさらさらなかった

その事を察した人間達は主の顔をボコボコになるほど殴った


それでも主は何も語らないと分かると人間達の暴力はエスカレートしていった


人間の女が黒猫を庇う人間はいらないと言って主に火をつけたタバコを何個も顔に押し付けた

(ジュウジュウという音だけが聞こえたらしい)


人間の男は黒猫を庇う腕や足はいらないだろうと言って何回も主の腕と足を力の限り強く踏みつけた

(ボキッ、ポキッ、という人の骨が折れる音が聞こえたらしい)


主はそれでも仔猫の居場所を示さなかった

それに怒った人間達は踏み外したらいけないことをした


人間達は力無く倒れている主の顔を何回も何回も踏みつけた

(グシャリという音がしたらしい)


そして、動かなくなった主を見て人間達は酷く焦った顔をした

人間達は足早に主から逃げるように遠ざかって行った


蹴られたせいで動けなかった仔猫はこの時にようやく動けるようになり

主の側までヨロヨロとしながらも近寄った

主はまだ息があった

主はもうよく見えないみたいな目を近づいてきた仔猫に向けると

良かったと微笑んだ

、、、グシャグシャで血だらけの顔でも主が微笑んだのを仔猫は分かった


仔猫に微笑みを浮かべたあと

主は呼吸をしなくなり、冷たくなっていった


これが仔猫、、、赤茶の猫が人間を怨む理由みたい




395:名無しのかくれんぼ

ヒデェ

ヒデェよ!(;´Д⊂)



396:名無しのかくれんぼ

赤茶の猫が何をしたっていうんだ!

ただ、黒猫として生まれただけじゃん!!(o;д;)o



397:名無しのかくれんぼ

赤茶の猫の主なんてただの優しくていい人なだけじゃん!!(;Д;)



398:名無しのかくれんぼ

ナニしてんだよその人間達!!(#゚Д゚)ノ



399:名無しのかくれんぼ

赤茶の猫~(;_q)

これは人間を怨む!

これで人間を許してるならどんな聖人 (聖猫?)だよ!



400:チョキ

お前ら

気持ちは分かるがクマの話の途中だぞ!



401:名無しのかくれんぼ

あ!

そうだった

赤茶の猫の昔の話が凄まじ過ぎて忘れてた!



402:名無しのかくれんぼ

クマ、続きを頼む!



403:クマ

うん

まぁ、直ぐ終わるよ


続き

そんな話を (シンゴリの朗読で)聞いた女子高生さんと用務員さんは泣きながら分かるって何回か頷いてた

読み終わったあとにどうしようと思ってたら


『こんなことあったらそりゃあ人間を怨むわな。寧ろ、目の前にいる自分らを喰わないだけ偉い』←用務員さんはうんうんと頷きながらそう言った

『人間の形してる私達がいたら喰い殺したくなるよね?私達は新人ちゃんとしばらく離れた方が良いかも』←女子高生さんも何故か納得したような顔をしてそう言った

『ただ、ナニがあるか分からないからシンリーは新人の側にいてくれ。シンリーなら人の形をしてないから大丈夫だろ』←用務員さんはシンゴリを見ながらそう言った

『そうよね。新人ちゃんはちょっと心配だけど私達がいると赤茶の猫にストレスがかかるもんね?だから私達は新人ちゃん達とちょっとだけ別れてシンリーの言ってた人間探すわ』←女子高生さんがそう言った (その探してる人間は自分だけど)

『分かったウキッ!新人はちゃんと守るウキッ!そっちも見つけたら教えて欲しいウキ!』←シンゴリはシンバルを鳴らしながらそう言った (その探してる人間は隣に居る)


なんか自分が何もしなくても女子高生さんと用務員さんとは平和的に別れられた


今のところここまで

今は危険じゃなさそうな所をウロウロとシンゴリと歩いてる

仔猫は自分の肩にゴロゴロしながらいる




404:名無しのかくれんぼ

まぁ、シンゴリ達とも離れないと秘密基地にいけないもんな



405:名無しのかくれんぼ

探してる人間は自分とか

探してる人間は隣に居るとか

ちょっと笑いそうになるからヤメレ( ^▽^)



406:名無しのかくれんぼ

女子高生と用務員は赤茶の猫に気をつかって離れたのか

けど、一時的にみたいだな



407:名無しのかくれんぼ

あの2体の幽霊もクマのことを気にしてたからな

クマが心配だけど赤茶の猫の為に一時的に離れただけなんだろ



408:名無しのかくれんぼ

けど、ウサ達と合流するには少しだけでもみんなと離れる必要があるぞ?



409:名無しのかくれんぼ

それはこれから考えるしかないんじゃないか?

赤茶の猫は無理そうだけど(-_-;)



410:ウサ

ヤバッ!

見つか

あか

赤ちゃ


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