あなた疲れているのよ

「あなた疲れているのよ」

そう言って君は僕に手をのばす。


僕は、一瞬、たじろぎ

その手を払いそうになる。


「違うんだ……」

君は、言い訳をする僕の目をのぞき込むと

「そうね。違う。これが怖いのね」と

自分の眉間を指さす。


あれは、第三の目なのだろうか。

確かに、僕は、疲れているのかもしれない。


ー完ー


何でも見通せるスキルを手に入れた彼女。

第三の目が具現化するほどに極められた力は何の為? ww


明日のお題は『無秩序』デス^^









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