ピアノ線 (追記ありです)

君の心にぴんっと張ったピアノ線。

1音ずつ確かめながら丁寧に整えていく。

僕が奏でることは無いのだけれど。


通りすがりに君を奏でる奴らは

君を乱暴に扱うから

この繊細な音色に気づかない。


手の届かない所に行ってしまった君。


今度こそ、丁寧に優しく奏でられんことを。


ー完ー


『良い人』って言われてる男子の片思いでした。


追記)


僕だけが知っている本当の君。

でも、場面を風俗嬢と相談役のマネージャーに置き換えると……。

切ない片思いも大人な味わいにww

また、言葉通りに調律師と思い入れ深いピアノという場面だと……。

色々です^^


明日のお題は『アミノ酸』デス^^



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