英国紳士

歴然とこっそり階級制度が残る英国。


一発逆転に夢をかけ

クイーンズイングリッシュを学び

行儀作法を学び……。

やっと漕ぎつけた面接。


一発で落ちた。

一見で落ちた。

原因は茶色い靴。


茶色い靴はカントリーで履くものという暗黙の了解。

つまり、

田舎モンのなんちゃって英国紳士丸出しだった訳だ。


ー完ー


欧米では、服装や履物は大事らしい。

日本にも『足元を見る』という言葉があるけれど、欧米でも違う意味で足元を見られる。

そこそこのグレードのお店やホテルでは、服装・履物で階級判断。

下と見るや否や、木で鼻をくくったような態度であしらわれる。(らしい)

もう一つ、日本には『お里が知れる』という言葉もあるけれど。

欧米では、茶色い靴以前に、文字通りの『お里が知れた』時点でアウト。

ってか、生まれで教育がほぼ決まるので『知れる』以前に、チャレンジすら出来ないかもしれない。


英国紳士からお話は逸れるけれど、インドでは、落としたものを自分で拾うと低い階級だと思われるとかいう都市伝説も聞いたことがある。

カースト制度の影響なのか英国文化の影響なのか知らんけど~。

(……ってか、ほんまかいな?)

何はともあれ、日本人で良かった^^



本日はこれにて~

明日のお題は『きな臭い』デス^^

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