第123話 ケーキ屋

通学路にある老舗のケーキ屋。


いつも1個売れ残っているケーキに

誰にも選ばれない親近感。


ある日、老婆がそのケーキを買っていた。

パティシエのお爺さんの

愛おしそうにお婆さんを見つめる目。

そうか……。

売れ残ってた訳ではないんだ。

それは、お婆さんの為の特別。


私もいつか誰かの特別になれるかな。


 ー完ー


明日のお題は『自動車学校』デス^^



 


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