第7話

「いててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて」

アカリがケツの穴を手でふさいだ。

「大丈夫ですか?」

「いいか」

ハイ痔が噛んで含めるように言った。

「オマエはあたしの王子様なんかじゃない。

ブタだ。おまえはブタなんだよ」

ハイ痔の目が凄く光って、いやがおうにも

説得力を増した。

「いやあーーーーーッ、ブタというよりも王子様

なんじゃないかと」

「クドイ」

ハイ痔が出区野の顔面に三十二文キックを

食らわせた。

「しあわせーーーーーーーッ」

出区野が鼻血を出しながら、笑顔で

倒れていった。



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