第20話:印度の隣人

帰る場所がない…………



 際どいひとが言う。

「神様を概算しようよ」

 僕は答える。

「砂つぶって、たぶんいろんなおおきさがありますよね、4倍くらいは。身長が6mのヒト個体をみたことがないです」

 死んだ。川は砂が流れていた。砂なので暑いと思ったけどそんなでもなかった。北から流れてくるらしい。僕のような屑がたくさんいた。1番たくさん有ったのは血痕で、そのつぎは指先。

 とうとう庭に来てしまったなぁ。と自棄やけに冷製パスタである。ギガを使いきっていないのが唯一の救いだよ。

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