第5話 小人の靴屋の気分

 グリム童話の小人の靴屋は貧しい靴屋職人がなけなしのお金で買った皮を神様にお祈りして、置いておくと夜中のうちに二人の小人が立派な靴に仕立ててくれるお話です。


 親切は目立たないところでするもんだとよく言っていた亡き父はこの物語が好きだったようです。


◯将来の夢は小人の靴屋さんそう呟いた優しい少年

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