第3話 アパレル

【雇用形態】アルバイト

【お給料】時給950円

【拘束時間】

シフトによる。

10:00〜18:00、12:00〜20:00、16:00〜21:00

【スケジュール】

出勤(お客様やイベント情報の確認等)

接客+暇なら店内清掃+店内装飾

納品確認+商品の掲載雑誌確認

引き継ぎ確認して退勤

【エピソード】

 アパレル界でも「大手でも単なる品出しだけじゃん。」みたいなマウンティングがありまして、私の勤めていたブランドは、接客メインでした。

 また、やはり女性だけの世界だったので、出勤したらまず先輩に「今日のコーディネートは何点。」と、ダメ出しをされました。

 店員は歩くマネキンなので、少しでも太ると「痩せなさい。」とも、よく叱られました。中にはお昼にチュッパチャップスだけの先輩もいらっしゃいました。

 また、接客や売上にもシビア。先輩から「数値取ってこい。」と、言われたのに、先輩より売上を超えると、裏に呼ばれ「調子のんなよ。」と、本気で胸やお腹をグーッで殴られてました。当時、十代ながらに『世の中って理不尽だなぁ』と、思いました。

 ちなみにうちのお店は、売れ筋やトレンドは勝手に売れるので、マネキンにはトレンドと売れない商品を混ぜて洋服を着せたり、店員は売れない商品をわざと着て、トレンド感を出してました。あと、売れない商品は試着させないで買わせる様に指導されました。

 やはり、商品が制服なので、常に洋服を買う為、社割りで購入できますが、貯金をしたい人には厳しい職種かと思います。今はないと思いますが、隣のブランド店では商品を店員がタグをつけたまま着て接客し、ファブリーズして商品を店舗に戻していました。

 

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