第3話 疑似中世ヨーロッパ

なぜラノベの多くは疑似中性ヨーロッパ設定なのか?


人の社会は、

 人を殺してよい社会

 正当な理由があれば人を殺してよい社会

 正当な理由があっても人を殺す場合は厳格な手順を必要とする社会

 人を殺してはいけない社会

そんな感じで進歩してきたのか。


ラノベでは日本人独特の感情で疑似中性ヨーロッパ設定にしていると思うが、中性のヨーロッパ社会を大雑把に、正当な理由があれば人を殺してよい社会と考えているからではないだろうか。


たとえば、死刑を考える。普通なら、人を殺してはいけない社会・人を殺してよい社会において死刑は存在しない。しかし、ある場合その社会にも死刑は存在する事がある。

言葉遊びに思われるかもしれないが、そこも考える必要があろう。結局は、言葉の定義に行き着くのである。

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