31:大阪国、崩壊の宴

 偏向報道に騙されないだけの理性的な国民は早々に大阪を捨て、去っていった。


 残されたのは形骸化したマスコミと狂信者だけだ。

 彼らは総出で大阪国政府をヨイショし続けていた。

 

 狂乱の宴。

 混沌と逃避の饗宴。

 おどり、踊り続ける。

 

「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿保なら踊らにゃ損々」というわけだ。

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