Keeper

暗がりで泣きたくなるような気分で

ふと見上げた空の青さに

君の笑顔を見た気がして

もう少しだけ頑張ってみようと思う

そんなふうに日常の中で

僕の心を動かせる人は

そう多くなんてないんだ

気づいたら後は迷いなく手を伸ばすよ

君が生きる世界に

僕も生きてるんだって

付かず離れずの距離感で

いつだって教えてくれる

君が笑ってときどき怒って

強がったり弱気な声で

泣くのを堪えたりするときだって全部

僕まで感情が揺れる

君に伝えたいよ

君にしか出来ないこと

きっと君は僕にとってのKeeper


いつまで君と同じ空の下

同じ空気を吸って生きれるかって

そんなの分からない

分かりたくもない

ただ一秒でも長く

君を追いかける時間が続けば

幸せでいられる気がする


それでも

遠い未来できっと君は幸せになる

僕の知らない場所で

それでもこの世界で

君に出会えてよかったと思える

将来とかきっと君は笑顔一つで

忘れさせてくれるけど

君に伝えたいよ

君にしか出来ないこと

これはただの願いだ


どうか健やかに

どうか幸せに

きっとこの手には入らないKeeper




※keeper→逃してはいけない人、大切な人

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