第18話 言葉が得意なだけなのに
ただ、言葉の能力が特化してしまっただけ
それだけの私
それ以外は、計算もろくにちゃんと出来ない
軽度知的障害とAD/HD
ただ、言葉が得意で、多種多様にしゃべるだけで
人は、私を健常者とみなす
私は、数が物凄く苦手
恐ろしい程に、バカでもわかる計算すら
ろくに出来ない
全くできないというわけでもなく
ある程度は、教えてもらえれば、何とか理解する
調子が良いと簡単な暗算ができ
調子が悪いと、それすら、指を使わないとできない
そんな時もある
苦手分野は理数系、そっちは驚く程に出来ません
言葉が特化しているため、こういう事には
頭が回ります 笑
歌う事も大得意で、たまに、父をスナックに連れて行くと
歌えと父から言われ、カラオケしたら
なんとお客さんから、お客なのにチップをいただき
良いのだろうか?と思いつつ、ママさんは
もらっておいて良いよと
自身は苦笑
言葉が得意なだけで、理解されない事に
とても苦しく、辛い思いも沢山あります
だから、そう思っている人に言いたい
言葉が悠長だからと言って、普通じゃないんだよ
計算もろくに出来なくて、先の行動も読めない
そんな時だってあるし、健常者のそれとは
わけが違うんだよ
教えられても、理解出来ない時だってあるんだよ
何かに秀でて得意だからと言って、誤解しないで欲しい
発達障害を抱える人は、きっとみんなかもしれない
秀でているのとは、正反対の事が出来ないんです
理解が出来る時もあれば、出来ない時もあります
健常者は、説明されれば粗方納得出来るのでは?
それすら、理解が乏しい時もあるんです
明らかに、健常者の理解出来ないのとは
また違うんです、理解出来ないという事が
話にならないほど、理解出来ない事もあるんです
だから、秀でているからといって、何でも普通に
出来るものとは、捉えないでください
それで、苦しんで、辛い思いをしている人が
沢山いる事に、気づいてください
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます