住職2

私は破夢烈人

とあるお寺の住職だ


昨今の感染症の影響で

閑古鳥の日々


何か 手を打たないと


しかし

パソコン スマホは苦手

SNSとは 何ぞや？

時代に取り残される・・・


ふいに テレビの取材が来た

参拝者の激減した様子が

全国のお茶の間に流れた・・


これが 大当たり

人が 殺到したのだ


リゾート地の 別荘暮らしに

ドイツの高級車も 3台所有


ボーン ボーン


除夜の鐘か

初詣は いずこへ


完

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録（無料）

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る