プロゴルファー1
私は破夢烈人
職業はプロゴルファー
プロになって20年
常に優勝争いに 顔を出すものの
一度も栄冠を 手にしたことはない
今回は
最終日を迎え トップの位置
ところが
優勝を意識したとたん
無意識に出来ていたことが
出来なくなった・・・
ホールアウト後
マスコミに囲まれた
明日のスポーツ紙
一面を飾る いいネタである
どの記者も 笑みを押し殺して
「破夢烈人プロ 残念でしたね」
「2位じゃダメなんですか」
完
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