君
どうしても叶えたい願いが一つあって
愛おしすぎてずっと抱えていたいんだ
「死ぬまで一緒だ」と囁かれた言葉が
いつまでもこの胸の真ん中を射抜いてる
穏やかに流れていく毎日に
危機感をどこかへ置いてきて
いつ何が起こるか分からない世の中だと
忘れかけていたけど
どうかどうか約束が続きますように
祈る言葉を口に出して言えない
するり飛び出す幸福と不安で
泣くことを堪えるのに精一杯
貪欲であれ 我儘であれ
君とのことにおいて
遠慮などしていられない
誰よりも幸せになりたい二人で
無邪気であれ 一途であれ
他のものに目移りしていられない
過ぎゆく一秒が惜しいんだ
それが僕にとってのすべての「君」だ
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